S.H.Figuarts スーパーサイヤ人3 孫悟空レビュー

2017/09/19(Tue) 00:00
ドラゴンボール
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【全体】

ベースとなる素体は「S.H.Figuarts スーパーサイヤ人孫悟空超戦士覚醒Ver.」(以降、悟空覚醒)のよーデス。
頭部、胸部、背部、脚が新規造形。

【各部位】

頭部前面。
顔① 微笑。
鼻から上のデザインは作画と遜色ない感じデス。
前髪はグラデ塗装が施されています。
この微笑顔がデフォですが、口のフォルムが微笑というよりはニヤリに近くかなりあくどい感じの表情になってしまっています。
作中でもニヤッと笑った感じの描写はありますがこんな感じのニヤリ顔ではありません。
バンダイさん、原作ちゃんと読んでるかな？ Ҩ(´-ω-｀)

頭部右側面。
髪の毛はもっの凄いボリュームになっています。
造形も抜かりないですし光沢塗装が施されています。
このボリュームなのでかなりの重量で油断すると首がすぐ後ろへ持っていかれます。

頭部左側面。
右側とは造形が異なっています。
仕上がりは右側と同様。

後ろ髪。
この角度から見ても造形は抜かりないデス。
普通の状態でお尻まで長さがあります。

後ろ髪は中央部と下部の2ヶ所可動。
中央部は若干ですが上下左右に可動。
下部は360°回転可動が可能である程度、表情付けができます。

頭頂部の輪。
輪及び軸はクリアパーツ製。
軸は輪の左側から伸びて頭頂部に接続されています。
輪は軸ごと脱着可能。

顔② 右目線。
角度限定の顔デス。
悟空が超サイヤ人3に初めてなった時のシーン再現にも使用できますね。

顔③ 叫び顔。
目も見開いた感じでなかなか迫力のあるお顔デス。

顔④ 食いしばり顔。
こちらも良い感じの仕上がり。

胴体は首、胸元、腰部が悟空覚醒からの流用。
胸部、腹部は新規造形デス。

背中は臀部が悟空覚醒からの流用。
それ以外は新規造形。

四肢。
腕、足は悟空覚醒からの流用。
脚は新規造形デス。

腕前面。
肩に新規で道着パーツが付いていますが悟空覚醒からの流用。

肩パーツは下方へ可動式。

腕側面。

腿側面。
こちらは新規造形。

足側面。
すねは新規造形。
足は悟空覚醒からの流用。

腿前面。
悟空覚醒とやや似ていますが道着のシワの造形が異なります。

足前面。

足裏。
こちらも悟空覚醒と全く同じデザイン。

【付属品】

平手パーツA(左右)。

平手パーツB(左右)。

平手パーツC(左右)。

平手パーツD(左右)。

瞬間移動用手パーツ(左右)。

魂STAGE一式。
髪の毛の重量のせいで自立がやや不安定なのを考慮してか付属していました。

【可動範囲】

肩は水平方向に90°、上腕ロール可動、肘135°、
股関節は水平方向に45°、腿ロール可動、膝135°、足首45°、足先45°可動。

股関節は垂直方向に90°、腰は360°回転可動。

足首は水平方向に45°可動。

前屈。

後屈。

【比較】

「S.H.Figuarts スーパーサイヤ人孫悟空超戦士覚醒Ver.」と。
こうやって並べると多少造形は異なるものの素体が同じなのが分かると思います。
覚醒Ver.の方がシャドーとか吹かれていて筋肉の質感も良いデス。
それに比べ超サイヤ人3の方は塗装が淡泊で髪の毛のデザインの関係で体高が覚醒Ver.より低いので少し弱い印象を受けます。

【アクションタイム】

本日のフィギュアレビューは「S.H.Figuarts スーパーサイヤ人3 孫悟空」デス。

率直な感想として頭部と体のバランスが合っていない。

頭部のボリュームに対して体が小さすぎる。

なので覚醒Ver.と同じ素体を使ったのは正直失敗だったんじゃないかと思いました。

どうせ出すなら体は完全新規造形して欲しかった・・・。

7月にリリースされた「S.H.Figuarts ベジータ」も「S.H.Figuarts スーパーサイヤ人ベジータ」の素体流用やっつけ商品だったので

ここの所、手抜き感がハンパないバンダイさんデス。

それから全く作画と似てない微笑顔をデフォにしたのは最悪。

髪の毛のデザインは良いと思うので重量で首がヘタれる点は致し方ありませんね。

ただ、アクションポージングにはモロに影響するのでポージング作業ではストレスが溜まるかも。

といった具合でなんだか悪い部分が目立ってしまってあまりオススメできないアイテムかもしれません。Ҩ(´-ω-｀)

ではでは～　また次回。　(ﾟДﾟ)ﾉ

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